Joseph Lucas No.29T Military Signal Lamp
1930’s〜1940’s
バーミンガムを拠点とするJoseph Lucas社が製造した、イギリス軍向けのシグナルランタン。
Lucas社は19世紀末から自転車・自動車・鉄道向けのランタンを幅広く手がけてきたメーカーで、WW2期には軍需品の供給メーカーとしても重要な役割を担っていました。本品はその軍用ラインの一つであるNo.29Tにあたる個体です。側面には片側だけ開閉できる窓が備わっています。
型番末尾の「T」はTilleyまたはTrainを示すとも言われており(諸説あり)、鉄道・軍用途向けの派生型であることを示す表記と考えられています。
正面の大型赤レンズによる停止・警告シグナルの発信を主用途とし、上部の遮光フードによって光の指向性を制御する設計が特徴的です。側面の調節ノブ、通気孔、折りたたみ式マウントアームなど、実戦での運用を前提とした機能的な構造が随所に見られます。
⸻
コンディション
全体的に使用感のある個体で、塗装の剥がれ・擦れが各所に見られます。実際に軍用として運用されたと思われる痕跡が残っており、それ自体がこのランタンの経歴を物語るディテールとなっています。
赤レンズは割れ・大きな欠けなく良好な状態を保っています。折りたたみ式マウントアームの動作も確認済みです。タンク内部の状態も問題ありません。付属品の欠品はなく、完品の状態です。
⸻
サイズ
高さ:約12cm
芯:6分芯(18㎜)
⸻
パラフィンオイルにて動作・リークチェックを行っています。2時間以上の点灯確認、各部動作一通り確認、修繕をしております。ダメージなどをできるだけ確認してお伝えする事を心がけていますが見落とす場合もあります。状態は画像にてご判断お願い致します。画像は見る端末や明るさ、使用環境によって若干色が異なって見える場合があります。IOSに合わせて編集しておりますのでiPhone等でご観覧頂く事でより近い印象になるかと思います。
気になる点などありましたらお気軽にお問合せ下さい。
アイテムは50〜100年以上前の物です。燃料漏れ、使用を妨げる錆はこちらで修繕しておりますが、年代を積み重ねたからこそ仕上がる独自の雰囲気を損なわない様、手を加える事は出来るだけしないよう心掛けています。また古い物ならではの動きの鈍さなど、現行品のようにスムーズにいかない場合もありますので、ヴィンテージとお付き合いに慣れていらっしゃる方のご検討及びご購入をお勧めします。
・
・