SOLD OUT
FEUERHAND Nr.201
RAD1941
1941's
FEUERHANDの前進であるNier社によって初めて製造されたモデル。初期は「D.R.Patent」のマークのみが付いた番号なしで販売されていました。それより前は亀のマークが入ったりしています。一般の方向けに販売されましたが、世間では重たいランタンと見なされあまり普及しませんでした。その為、建設現場で灯りを確保するためとして使用される事がほとんどだったそうです。製造は1921’s頃から作られ何年にもわたって小さな変更が行われたため、いくつかのバージョンがあります。 1924’sに導入された特許取得済みのエアパイプの圧着クランプは実際には不要でしたが設計上の理由からしばらく変更になる事ははなかったそうです。
この個体にはタンクエンボスに”RAD 1941”のエンボスがあります。RADとはReichsarbeitsdienstの略で、国家労働奉仕団を表します。ナチス・ドイツで失業対策として設立された労働組織であり、第二次世界大戦中はドイツ軍の支援を行った補助機関でもあります。各団員にはシャベルと自転車が支給されていたそうで、このランタンも同じように与えられたのではないかとおもいます。このような戦争を彷彿させる物は敗戦と同時に殆ど破棄されたので、現存数はかなり少ないと言われています。些細な違いで歴史背景を感じる事ができる数少ない個体です。
また、この個体はグローブを固定する為のワイヤーの向きが前後反対になっています。なぜそのような仕様になっているかは不明ですがおそらく製造時のヒューマンエラーかと考えています。201はもちろんFEUERHANDのホットブラストでは他のモデルでも見たことがありません。世界的にも珍しいです。
元々赤色にリペイントされていた個体をこちらで塗料を落としました。リペイントされていた為か経年劣化や錆から守られていたようで状態は大変良く多少感じ取れるエージングがヴィンテージの雰囲気を与えてくれています。所々に残ったオリジナルのolivedrabの塗料が当時の面影を感じさせってくれるようです。タンク内には多少の錆がありますが、リークはありません。バーナーは初期のエンボスの珍しいタイプです。
ガラスグローブはFEUERHANDのブランドロゴが大きく施された初期のモデル。存在感のある大変貴重なグローブです。縁に多少の欠けや汚れている部分がありますが同モデルでは比較的綺麗かと思います。大きな欠けや割れはありません。
芯をお付け致します。
サイズ
高さ 約39cm
芯 5分芯(15㎜)
パラフィンオイルにて48時間のリークチェック済みです。構造上、過度にオイルを入れたり傾けるとチューブからオイルが漏れる場合があります。
思わぬ火災の原因にもなりますのでくれぐれもご注意ください。2時間以上の点灯確認を行っています。各部動作一通り確認済みです。全体的に防錆剤を塗布しています。夏場など暖かい環境だとタンクに防錆剤が浮き出る事があります。
ダメージなどをできるだけ確認してお伝えする事を心がけていますが見落とす場合もあります。画像にてご判断お願い致します。
気になる点などありましたらお気軽にお問合せ下さい。
アイテムは50〜100年以上前の物です。燃料漏れ、使用を妨げる錆はこちらで修繕しておりますが、年代を積み重ねたからこそ仕上がる独自の雰囲気を損なわない様、手を加える事は出来るだけしないよう心掛けています。また古い物ならではの動きの鈍さなど、現行品のようにスムーズにいかない場合もありますので、ヴィンテージとお付き合いに慣れていらっしゃる方のご検討及びご購入をお勧めします。
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