SOLD OUT
FROWO and FEUERHAND Nr. 305
1945's
305は通常1926's 〜 1941'sの間製造されていたようです。
発売当初はまだコールドブラストが復旧しておらず、
燃焼した空気を循環させるホットブラストを採用していました。
この個体はタンクに"FEUERHAND"の文字が刻まれていますが
実はFROWOが販売していたランタンです。
第二次世界大戦が終わり敗戦国のドイツは力がとても弱くなっていました。事実上FEUERHANDで権力を持っていた創業者であるヘルマン・ニーアの息子と娘が赤軍(旧ソ連陸軍)に逮捕され、FEUERHANDの工場は解体され使える機材などは全てソ連に運ばれてしまいました。
しかしそこには作りかけのランタンがいくつか残っていたそうです。
そんな中FROWOは銃等の戦争物資を生産していなかった事から
1945年よりランタンの生産の再開を許可されました。
そこで工場に残っていた未完成のFEUERHANDランタンを自社に持ち帰り
足りない箇所をFROWOの部品で補い組み立てました。
タンクにあるFEUERHANDのエンボスは目立たないように潰したようですが完全に消えることはなかったようです。
FROWOとFEUERHANDが一緒になった作品は殆ど見ることはありません。他にはないストーリーがつまった貴重なランタンです。
全体的にとても綺麗な状態です。
タンク内も錆は少なく年代を考慮すると綺麗かと思います。
ガラスグローブはオリジナルです。
特に割れや欠けもなく綺麗な状態です。
ガラスには内側に小さい傷が入っている事があります。
これは制作時、ガラスに息を吹きこむ際に鉄粉が混じり当たって
できたものです。当時の技術では完全に取り除くことはできなかったようです。
5分芯をお付けします。
サイズ
高さ : 約38㎝
芯 : 5分芯 (15㎜)
パラフィンオイルにて72時間のリークチェック済み。
構造上、過度にオイルを入れたり傾けるとチューブから
オイルが漏れる場合があります。
思わぬ火災の原因にもなりますのでくれぐれもご注意ください。
2時間以上の点灯確認も行いました。
各部動作一通り確認済みです。
全体的に防錆剤を塗布しています。
夏場など暖かい環境だとタンクに防錆剤が浮き出る事があります。
ダメージなどをできるだけ確認しておりますが、
見落とす場合もあります。
画像にてご判断お願い致します。
出品物は、50〜100年以上前の物です。
燃料漏れ、使用を妨げる酷い錆はこちらで修繕しておりますが、年代を積み重ねて仕上がる独自のエージングを損なわない様、手を加える事は出来るだけしないよう心掛けています。
ヴィンテージにご理解のある方のご検討及びご購入をお願い致します。
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